コーティングしておくと洗車が楽です

車の洗車の大切さについて

■なぜ洗車をするのか
車は酸性雨や紫外線による影響で劣化が進行していきます。新車時のような輝きも数カ月で衰えていくことも珍しくありません。
また、時によっては塗装面を剥離させたり、変色させる原因にもなりますので洗車をまめにすることが求められます。

■洗車を行う頻度
洗車の頻度は使用環境や駐車環境によっても異なります。また、コーティングの有無や車のボディカラーによっても洗車の頻度は変わりますので一概には言えませんが、最低でも2週間に一度は洗車をすることが重要です。

■洗車の意味
洗車はただの美観的な問題ではなく、酸性雨の乾いた跡が塗装面に付着したまま長期間放置していると塗装面が酸化していきます。塗装面は酸やアルカリ質の汚れに弱いため、塗装面にそのような物質が残ったまま放置する時間を洗車で短くしてあげることが、塗装面を綺麗に保つ秘訣なのです。
塗装面に酸の成分が付着している時間が短ければ、短いほど塗装面にダメージが少ないのです。

■コーティングを施工していても
コーティングを施工したからといっても塗装面に酸の物質が残ったまま放置するとコーティング被膜は酸に侵され劣化が進行します。
できるだけ、まめな洗車を心掛けることで、常に綺麗な状態を保つことができるのです。

■洗車の手間について
車の洗車っていうと、面倒なイメージがあると思います。昔は洗車のたびにワックスがけをしたりしましたが、これが結構大変な作業なんですよね。

■ワックスをかける時
ワックスをかける時は、まず車に付着している汚れを水で軽く洗い落としてから、カーシャンプーでさらに汚れを落とし、そのシャンプーを水ですべて流してから、塗れたボディーを拭きあげてから、ワックスを塗っていき、そのワックスをさらに拭きあげるって感じで相当な手間です。しかも大体ワックス効果は10日ぐらいすれば落ちてくるので2週間に一回ぐらいはワックスかけてあげないといけないわけです。

■カーコーティングについて
しかし今はコーティングというものがあります。
お高いんじゃ?と思うでしょうが、確かに業者で仕上げてもらうと高いです。
ボディコーティングの種類にも色々ありますし、自分の車(大きい車ほど面積も広く高くなる)次第で料金も変わりますが、なんだかんだと気軽にできるものでもありません。その分効果は数年単位で持ちますが。

■市販のガラスコーティング
今回お勧めしたいのは、自分でするタイプのものです。
カー用品店に行くと、カーコーティング剤のコーナーがあり普通に売ってます。
値段もワックスと同等程度なので、問題ありません。
何がいいかっていうと、作業が楽なんです。カーコーティング剤は2ヶ月ほど効果が持つので、年6回もすればいいだけです。しかも作業も、車の汚れを水で落とし、シャンプーでさらに落とし、それを水で流します。

■ワックスを施工後は
ワックスならこの水を一度拭きあげないとだめですが、カーコーティング剤の施工は塗れたボディに使えるんです。
塗れた状態のボディにシュっと吹き掛けてそれをタオルとかで拭きあげるだけなので、通常の簡単な洗車に1手間加わる程度なので、すごく楽なんです。
もちろんワックスと同等の撥水効果があるので、一度しておけば効果の切れる2ヶ月間は普通の洗車でOKなので、本当に楽です。もし自分の車にコーティングとかしてないようでしたら、是非お勧めです。

■雨染み「イオンデポジット」の付着の原因
雨染みが付着する原因としては酸性雨によるシミと洗車時の水道水によるシミが原因としてあげられます。水道水で洗車をするとミネラル分やカルキなどによりシミが固着します。よくあるのが、お風呂場のガラスや壁などにカルキによるシミが付着しています。これらは水道水が蒸発するときにカルキなどが残ってしまいシミの原因となるのです。

■洗車の注意点
洗車を行う際は日陰などで行い、水道水が乾かないように十分に注意することです。また、酸性雨によるシミを固着させないためにも、定期的に洗車を行うことで常にきれいな状態を保たせることができるのです。

車の洗車をマメにするように心がけて愛車の輝きを保たせましょう。